※本稿は投稿後一部加筆修正しました(2009.01.07 8:30JST)
ところで,このシリーズでは,ただ単に「電子メール」と言う場合には,インターネット
におけるメールシステムに対してパソコンで送受信する場合のことを指すことにします.
送受信の端末として 携帯電話やウェブブラウザを利用する場合にはそれぞれ,
携帯メール,ウェブメールと呼ぶことにします.
では,本題です.
【レベルアップ】
スタートアップの難関を乗り越えて電子メールが使えるようになると応用段階に入り,
いろいろと悩ましい質問が次々とやってきます.
送ったはずのメールが届かない,遅延する,英語ばっかりのメールが返ってくる,
受信できないなどの質問に答えるとしたら,あなたはどうしますか?
まず状況を把握しようとして逆にいろいろ質問するのですが,的確に回答してくれない.
ややもすればメールソフトの使い方講座に陥るのですが,それはこの際おいておいて,
状況に応じた対処方法をきちんと説明することだけを考えましょう.すると例えば
次のようなこと,受信サーバとアカウントとの関係,エラーメッセージの読み方,
メールサーバやDNSの仕組みとダウンした時の挙動などを説明する必要があります.
こういったトラブルは携帯メールやウェブメールでも同様です.携帯メールの場合は,
むしろ携帯網独自の仕様が追加されるのでかえってややこしいとも言えます.
この点,iTableはサーバのトラブルさえなければ,このような問題は発生しません.
iTableのサーバの安定性については,まだ運用を始めて間がないの実績を示すことは
できませんが,今後の運用で信頼を得ていく必要があります.もちろん,現時点では
大きなトラブルは発生していません.(この段落は加筆)
そこそこトラブルを乗り越えると,アグレッシブな要望もやってきます.例えば,
会社へ来たメールを自宅で受信したい,喫茶店やホテルからメールを送信したい,
駅や公園でモバイルしたい等々….
こうした要望に十分に答えるためにも,電子メールに関するおびただしいことを
説明していく必要があります.送信サーバと受信サーバのこと,
これらのサーバとToやFromのアドレスがまったく無関係なこと,
スパム対策とポップ認証,プロバイダや会社のメールサーバについて,そして最近では
ポート25ブロッキングとサブミッションポートいう厄介な仕組みもあります.
こうなるともうカレー粉の成分とまでは言わなくても,ナベやコンロや包丁について
説明しているように思えます.カレーの場合は少しずつテイストの違うのもまた
いいかもしれませんが,電子メールはどこででも同じ調子で使いたいものです.
いつでも同じ状態で快適に使いたいという願望を満たすために,理解しなければ
ならない仕組みや技術が電子メールには多すぎるのではないでしょうか.
多くの設定は1回設定すればずっと使えるのでよしとしましょう. しかし不幸にして
パソコンがクラッシュしたらどうしますか?
自分のメール環境ですらイチから構築し直すとしたら,皆さんはうんざりしませんか?
その点,ウェブメールは気が楽ですね.iTableも同じです.
インターネットにさえつながっていれば大丈夫です.ホテルであろうが喫茶店であろうが
どこでも使えます.パソコンが自分のであろうが共用であろうが,
他人のものですら構いません.(この段落は一部修正)
コミュニケーションの中身(コンテンツ)に集中できるツールに慣れてしまうと,
電子メールはコミュニケーションには直接関係しないような関連知識がたくさん
必要とされるということに気付かされます.
次回以降,さらに別の観点から電子メールシステムを考えてみることにします.
タグ:電子メール



旅行先のホテルの貸出用パソコンでiTableを使えたのは,便利でした.
すでに実行されている方がおられるとはビックリです.
ご利用ありがとうございます.